2016年3月19日、ホーチミンにて、帰国実習生を対象にしたジョブフェア(就職相談会)を開催しました。ジョブフェアは今年で3回目で、現地日系企業18社が出展して下さいました。今回は主に2015年に満了帰国した実習生に参加を呼びかけ、約200名が参加してくれました。
今回3回目を迎え、意識を持って参加してくれる人が増え、開場30分前にはほとんどの帰国生が集まり、企業情報に真剣に目を通す姿も見られました。また、フェア開催中も熱心にブースを回っている人が多く、既に就職はしているけれども更にいい仕事を求めて参加している人もいれば、帰国後一休みして、これから始動しようとしている人もいました。
久しぶりに会った帰国生達は、あまり変わらない人、成長した人、すこし気が抜けてしまっている人と様々でしたが、元気な姿を見ることができ、嬉しかったです。
帰国生の進路を聞くと、やはり、日本にいる間に日本語の勉強を頑張っていた人は、良い会社に勤め、良いお給料をもらっていました。特に、N2・N3に合格している人は仕事も決まりやすく、お給料も良いようです。日系企業の方達からも、日本語のできる人を採用したいという声は多くありました。
今、実習中の皆さんは、まずは、日本にいるうちに帰国後の目標をしっかり考えてください。そして、日系企業に勤めたいのならば、日本語の資格を取る。また、起業する、お店を出す、進学する等々、それぞれ自分の帰国後の目標の為には何が必要か、しっかり考えて日々を過ごしてください。そして、今後も継続してジョブフェアを開催する予定ですので、皆さんも満了帰国した後には、仕事を探しに、級友・日本語の先生・組合のスタッフに会いに、参加しに来て下さいね。
ジョブフェアには、多くの新聞からの取材もありました。技能実習生の帰国後の進路への関心の高さを感じました。ジョブフェアの様子はベトナムの新聞とインターネット新聞に掲載されています。
≪ 就職相談会の様子 ≫
≪ 同窓会(交流パーティー)の様子 ≫